はじめに・ご挨拶
私たち舞踊集団菊の会は、別世界のように思われがちな「日本のおどり」を身近な存在とし「観て楽しく 踊って面白い みんなの元気に繋がること 」を目指して1972年に設立されました。これまで「伝統と創造」をテーマに国内のみならず、世界延べ66ヵ国108都市で海外公演の他、学校公演や日本のおどりスクールなどを通じて沢山の子供たちにその魅力を「伝える」ことにも力を注いできました。
プロジェクトをやろうと思った理由
新型コロナウイルスの感染拡大により3月から予定していた公演が全て中止に、さらには外部出演などもキャンセルとなり、首都圏と京都そして南米ペルーで展開する24カ所の舞踊教室も全面休講を余儀なくされ収入が途絶え多大な影響を受けています。このままでは団体自体の存続が危ぶまれる状況です。
又、長年にわたり力を入れてきた学校公演や、コロナ禍以前には延べ1700人の小中学生に「日本のおどり」を身近に教える"日本のおどりスクール”などで踊りの指導の担当も行ってきました。舞踊団自体が存続できなくなってしまっては古来から伝わる「日本のおどり」を新しいものと感じて喜々として楽しく稽古をしてくれている子供たちに、その魅力を伝え続けることが困難となります。これからも未来を担う若い世代の子供達や、遠く海外にあって日本に憧れを持ってくださる多くの方々に「日本の美とその心」を伝え続けられますよう皆様のご支援をお願い申し上げます。