こんにちは。
「はじめまして」のみなさまも「おひさしぶりです」のみなさまも、こんにちは。〈栞日 / sioribi〉代表の菊地徹(きくち・とおる)と申します。
この度は、数多あるクラウドファンディング・プロジェクトの中から、僕たちのプロジェクトに目を留めてくださり、心から感謝いたします。ありがとうございます。
以下、やや長くなりますが、最後までお付き合いいただけましたら、幸いです。
まずは、栞日の自己紹介。
栞日は、2013年8月に、長野県松本市で、当時26歳の僕が、ひとりで始めた事業です。松本駅からまっすぐ東に延びる大通りのちょうど中腹。通り沿いに佇む小さな4階建てのビルで、喫茶を併設した本屋としてスタートしました。
扱う本は新刊の中でも一般流通に乗ることは稀な独立系出版物たち。売上至上主義に絡み取られていないこれらの出版物は、上役や広告主の顔色を窺う必要もなく、制作者本人が自らの考えや想いを伸びやかに表現しているメディアです。僕はこうした、ちいさな、けれど、すこやかでたくましい声のなかにこそ、社会の真理やまっとうな良識が潜んでいると信じていて、学生の頃から好んで追い続けています。