- 少し改まった場所でマスクをしまう場所が必要になって、マスクケースを作ろうと思いました
- 様々なマスクケースの形を考えて、最終医師のアドバイスからこの形が生まれました
- 京都の企業製の制菌シートを使用、外側は和紙を、内側は不織布を使用、全て京都産で仕上げました
一時的なマスクの保管はどうしていますか?
私は、日常生活でマスクをいつも使うようになってから、始めのころは、外すときはハンドバックにそのまま入れたり、ビニール袋に入れたりしていました。ただ、そのような時、衛生的なことより、「自分の肌に付けたものを人前に置かないように」と昔母に言われたことを思い出し、たしなみを忘れている自分を感じました。そして、たまたま、改まった席でマスクをしまう時に、何かスマートなものがあればいいなと思いました。
茶道の袱紗入れやガマ口型などいろいろな形を考えましたが「マスク本体に触らないで保管することが大切」と医療関係者から教えられ、この形を思いつきました。
「たしなみ」の素材は和紙です。和紙は、触っているとよくわかるのですが、本当にしなやかで肌触りが良く、温かく、しかも丈夫です。その和紙に手染めしているのは、時代を超えて伝えられた京友禅の柄で、フォーマルな場所でも使えます。このように友禅の型には、いろいろな歴史をもつ模様があり、今回、8種類2000枚を作りたいと思っています。(8種類セットもご用意しています。)