日ごろより、ベガルタ仙台に熱いご支援、ご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。
今、世界中が新型コロナウイルス感染症の災禍を被っており、当クラブに関係するみなさまにも大変なご苦労をされている方が多いことと存じます。心よりお見舞いを申しあげます。
当クラブもコロナ禍の影響により、厳しい決算を見込まざるをえない、極めて厳しい状況にあります。営業収益は、入場料収入が予算比で▲5億3,700万円の1億5,000万円、スポンサー収入が予算比▲2億9,100万円の9億8,400万円、合計で予算比▲9億7,300万円の18億6,800万円を見込んでおります。営業費用は、試合数の減少などにより予算比で▲2億9,900万円の25億4,000万円を見込んでおり、営業損益で▲6億7,200万円、当期純損益で▲6億6,400万円を見込まざるをえない現状にあります。
見込み通りとなりますと、損失が前期末の純資産3億5,600万円を大きく上回り、今期末は3億800万円の債務超過となります。今後も入場制限緩和の見通しが不透明な中で、スポンサー収入の確保、経費の削減等に努力をしておりますが、Jリーグのクラブライセンスの維持に必要な債務超過解消への道筋はまだ見通せておりません。