代表 野口健の想い
私たちは、長年、ネパールで教育支援や環境活動を行ってきました。そして、この春から、ポカラの郊外の村のマヘンドラ ジャナサハヨグ小学校の支援を行っています。
この学校との出会いは、この学校を卒業して日本に留学にきていたウパカルさんとの出会いでした。当時、彼は岡山県にある大学の学生で、僕の富士山清掃キャンペーンにわざわざ岡山から夜行バスに乗って参加してくれました。富士山清掃が彼との出会いの始まりでした。
2019年4月、私たちが行っていた「ヒマラヤにランドセルを届けようプロジェクト」で彼の母校にも届ける事になりました。その小学校は、ウパさんのお父さんが校長先生を務めていて、現地で色々なお話を聞きました。
特に感銘を受けたのは、貧困ゆえに学校に通えない子供たちが多く、校長先生が一軒一軒を回り親たちに子供を学校に通わせるように説得しました。ネパールでは貧困ゆえに学校に通えない子ども達が多いのです。また、中には親達も教育を受けておらず教育の必要性を理解していなかったり。子供を労働力と捉えている風潮も未だに残っています。