いはち農園 の繁田琢也と申します。
いはち農園は、120年続くお茶とお米農家です。父が30年以上前に、農薬漬けの農作物に疑問を持ち、周囲に猛反対されながらも、所有する農地を全て有機栽培に切り替えてやってきました。「直接身体に取り入れるものだから安全で安心して口に出来るモノを提供したい。」 と、農薬は不使用。化学肥料も一切使用しておりません。
化学肥料の代わりに、試行錯誤して作成した、「ぼかし肥料」ー魚粕や大豆粕(オカラ)、米ぬかといった有機物と微生物を混合して作るー を年に3回、お茶畑全体の土にすき込むことで、豊富にアミノ酸含む「美味い」「甘い」お茶の味をひきだしています。
また、農薬を使わないことで、あちらこちらに、日々生えてくる雑草も丹念に抜いています。
無農薬・有機栽培の農作物を作るには、上記の作業が必要になり、また、急な坂に栽培されているお茶の特性もあり、機械の導入による効率化も難しい状況です。