阿倍野武道館・洪游會本部道場の中野文武です。2021年で70周年を迎える町道場です。次の10年で重要文化財登録の可能性も見えてきました。その目標に向かって、今現在も尽力しております。70年、「道」を教え続けてきた洪游會本部道場は、現在も多くの格闘家の卵を育てていますが、建物の老朽化、修繕、設備の改善などの必要に迫られています。
武道啓蒙と町道場の存在は、次世代へ継承する価値のある日本文化であると確信し、その発展のために情熱をもって取り組んでおります。
現存する国内有数の歴史ある町道場の存続に、皆様のご協力を何卒、よろしくお願いいたします。
子どもの頃の目標は、父の後を継いで道場と柔整術の継承。
親から文武両道の名前をいただくも、両立の難しさを痛感。幼少時は剣道、小学~高校、社会人では柔道(参段)そして、ライフワークである日本拳法(洪游會・五段)を修錬。
柔整養成校時代にプロスタイルレスリングJWAに打ち込み、自身の整骨院開業後にはSAWに入門し関節技を学ぶ。その後、SAW全日本体重別重量級準優勝(SAW参段、サンボ弐段)。現在も治療の傍ら自身の稽古と後進の指導に励む。職歴としては、接骨院・鍼灸院・整形外科での研修を経て、平成7年10月大阪市西成区天下茶屋にて独立開院。平成16年に現在の谷町9丁目へ移転。開院当初より周囲の皆様のご協力もいただきながら、遠く北海道や九州の難治症状の方から、プロアスリートまで様々な方が来院する。また、こだわりである「日本の医療業界発展」に微力ながら貢献する気持ちで、開院当初より数々の地域医療関連役職を兼務。来年、2021年1月には若輩ながら、大阪府知事感謝状表彰ならびに労働局長感謝状、大阪接骨整骨学会会長感謝状などを拝受する。現在、日本拳法競技連盟理事、大阪府日本拳法連盟理事長など要職を兼任し、また、スポーツ救護や審判なども兼務する。