☆はじめに・ご挨拶☆
初めまして、『Messenger』編集長でシンガーソングライターの杉浦貴之と申します。
今回のプロジェクトである無料オンラインイベント「とにかく元気が出る講演会」の実行委員長です。
21年前に腎臓の希少がんに罹患し、当時両親には「早くて余命半年、2年後の生存率0%」と言われましたが、医療のサポートを受け、その後様々な方に支えられ、ここまで生かされてきました。
中でも同じがん体験者の発するメッセージに励まされました。
「がんになっても終わりじゃない」「がんになる前より幸せになれる」「命はそんなにやわじゃない」
絶望の中、どれだけ勇気と希望をもらえたことでしょう。
このことがきっかけとなり、2005年、がん体験者の生の声を載せた『Messenger』を発行し、2006年より講演やライブをしながら全国各地でメッセージを届けています。
このコロナ禍でこれまでのような講演やライブの開催が難しくなりました。一方でオンラインでの配信に力を入れ、入院中の方や遠方の方にも参加できる機会を作れるようになり、新たな可能性が生まれました。