はじめに・ご挨拶
鹿児島の南の田舎、南薩で農業や食品加工業を営んでいます「南薩の田舎暮らし」(屋号)の窪 壮一朗(fuhkyo)と申します。
私が住んでいる南さつま市大浦町は、鹿児島市街地から車で約1時間半、電車も高速道路も通っていない過疎地です。ピーク時から比べると人口が4分の1になったほど、高齢化と人口減少が激しいところです。
私は約10年前、父の故郷であるこの町に家族で移住し、農業を始めました。2013年には、農産品を加工して販売するため小さな食品加工所を建て、妻が地域の食材を使ったジャムやシロップを製造しています。
【参考】南薩の田舎暮らしhttp://nansatsu.shop-pro.jp/
そうした活動のかたわら、地域の人と楽しむイベントもたびたび開催するようになりました。地元の小さな美術館「笠沙美術館」を借り切って行う、年に1度の「海の見える美術館で珈琲を飲む会」は、もう7年続いています。そうした場で、私たちは出張カフェとして、コーヒーを淹れたり、自家製の焼き菓子を提供したりしています(営業許可取得済み)。