- 西陣を盛り上げるために立ち上がった町衆たち
- 西陣最後の杼(ひ)職人に対する限りないリスペクト。その技術を後世に残すためアーカイブ制作。
- 西陣の新しい名物・町を語れるお菓子の創造
西陣代表とする杼の形をしたチョコレートと昆布のコラボレーションお菓子です。
このお菓子には、「西陣の”ハレの日”に、地元の方々が食べて親しむようになってもらいたい。」という願いが詰まっています。
皆さんの目や舌に触れることによって、西陣の杼(ひ)を思い出していただき、自分達の誇りを忘れずに、そして一人でも多くの人に「薄れつつある着物の文化や歴史にあらためて関心を持ってもらいたい。」という思いも詰まっています。
友達や家族、新しい人との出会いを喜びたいときに、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を織りなす"杼"の形をしたお菓子で祝っていただきたい。
昆布の風味と塩加減が絶妙な、紅茶やコーヒーはもちろん日本酒にも合う新感覚のチョコレート菓子です。
◆ストーリー全ては、西陣を愛する気持ちから始まりました。西陣は日本有数の織物の産地で、高級絹織物 西陣織発祥の地です。洛北に位置するこの地域は今、危機に瀕しています。応仁の乱より皇室や貴族に愛されてきた西陣織も着物文化の縮小、格安の海外産衣類の台頭により衰退を余儀なくされています。1975年に1,129社あった企業数は2017年には298社に減少。夜中まで往来のあった千本通りが今は静まっています。