音楽、ダンス、ファッション、年齢、性別、人種の垣根を越え、日本中、いや、世界中のあらゆる人々を巻き込み、老若男女のすべてを熱狂させた20世紀最大のカルチャームーブメントと言える「ディスコ」。
1960年代後半から始まったソウルをルーツにしたソウルトレインディスコの時代。そして、1978年に公開された若きジョン・トラヴォルタ主演の映画『サタデーナイトフィーバー』が一世を風靡し、ディスコが絶頂にあったその時代。さらに、「マハラジャ」に代表される80年代ディスコの時代を多感な10代、20代として過ごした方にとっては、まさに青春そのものだったのではないでしょうか。
逆に現在の10代、20代の方にとっては、現代のクラブとは異なる昭和レトロな雰囲気が魅力なのかもしれません。
当時は現在のようなテーマパークもなければ、カラオケボックスも、おしゃれなカフェも、コンビニスイーツもない。若者の唯一と言っていい娯楽、遊び場がディスコだったのです。