はじめに・ご挨拶
当蔵周辺の風景
兵庫県丹波市にある1849年創業の蔵元です。県境の山間を水源とする竹田川の伏流水と、兵庫県産の酒米を原材料に使い、純米系の日本酒を中心に醸造しています。旗艦銘柄は「小鼓」です。栗、黒豆を使った焼酎や果実酒など新しい酒造りや、米の発酵技術を活かしたノンアルコール系の発酵食品の開発にも挑戦しています。「一度飲んでみたい幻の酒」ではなく、「また飲んでみたい一生の酒」を皆様にお届けしたいと日々モノづくりに取り組んでいます。
このプロジェクトで実現したいこと
2019年の小鼓会(自社開催の晩餐会) の様子コロナ禍における外食産業の苦境が続く中、お酒の消費も大幅に落ち込んでいます。私たちのお酒を楽しんでくださる地元丹波や、神戸大阪の店舗の多くが休業や時短営業、酒類提供の自粛を余儀なくされております。特に私たちにとり非常に大切な時期である年末年始の影響は大きいものでした。ここまでできる限りの力を尽くしましたが、その後に続く緊急事態宣言下での蔵開きの縮小、小鼓会(自社開催の晩餐会)の中止 、飲食店様の休業により、多くの一升瓶のお酒が取り残されてしまいました。