はじめまして。 おこしやす。山下智子と申します。
千年の物語【源氏物語】を古風な【京ことば】で語り始めて16年、現在ふるさと京都を拠点に 五十四帖からなる壮大な物語を、東京や京都などで総て語り尽くすという活動をこつこつと続けています。原文では遠すぎて難解、現在の言葉では香りや気配がそがれてしまう。古風な京ことばは源氏物語の世界観をしっとりと伝えてくれます。 【京ことば源氏物語】は、標準語訳の小説文体の朗読ではなく、源氏物語の特徴でもある「語り口調」で、宮中に仕えた女房(女官)が問わず語りをするように、登場人物の心の機微を「声」に表現し、人間ドラマとして語っています。 公式サイト * 詳しいプロフィール 京ことば源氏物語とは
源氏物語は本来、「読んで聞かせるもの」として綴られています。黙読の知識ではなく、耳から聞き、想像した時に湧き上がる何かを「体験」をして頂きたいのです。本当は語り会という「場」できいて頂くのが一番ですが、それが困難な方もあります。一瞬で消えてゆく声。だからせめてCDで、耳から聞く体験を今後の世代にも遺していきたいのです。 10月2(土)に京都にお越しになれる方は是非、能楽堂の空間で、五感を総動員して体感して下さい。源氏物語と、絢爛の舞楽をご堪能頂きます。