はじめに・ご挨拶
皆様、初めまして。私は滋賀県・信楽で陶芸をしている奥田英山と申します。
実家を継ぐ形で高校卒業と同時に地元の伝統産業「信楽焼」の技術を本格的に学び始め、今日まで60年以上陶芸家として活動を続けています。
信楽焼の文化を県外の方にも知っていただきたいと思い始めた「陶芸教室」や「展覧会」では『芸術としてだけではない陶芸』を楽しむたくさんの方と出会い刺激も受けました。
無心で粘土を捏ねることがストレス発散になったという方、童心に返ることができたと喜ぶ方などに出会う中で、陶芸を通じてもっとこういう清々しい気持ちになる方を増やしていくにはどうしたらいいのかを考えるようになりました。
私たちの地域のご紹介
信楽は古くから焼き物が盛んな町としてありました。町の合併なども経験しましたが、「信楽焼」の文化は途絶えることなく今も続く大切な産業です。他にも、お茶や忍者、狸の置物なども有名です。
NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」の舞台になり、少し注目されたこともありましたが今は静かな町です。