みなさんは、補聴器にどのようなイメージを持っていますか?ベージュやグレーのカラーバリエーションにくわえて、どんどん進む小型化…世の中の補聴器は見えない方向で開発されています。
私はこの現実に一人の補聴器ユーザーとして疑問を持ち、補聴器を“隠して”生きていくのではなく、“魅せて”生きていけるアートカバーを作っています。
そして、この活動を日本中・世界中の人々にもっと広めたいと思い、クラウドファンディングを立ち上げました。
はじめまして。松島亜希(まつしまあき)と申します。
全国各地の補聴器ユーザーや聴者の仲間、補聴器販売店の人たちと共にアート補聴器「十彩(といろ)」を作り、広める活動をしています。
私は、先天性の重度難聴で1歳半から補聴器をつけて生きてきました。地元の幼稚園では周りの子と違うこと、聞こえないことを自覚しつつも、楽しく過ごしていたため、周囲の反対の言葉を押し切り、ろう学校や難聴・支援学級のある学校ではなく、地元の小学校に入学しました。