実施理由/背景
浄土ヶ浜周遊に加え「浄土ヶ浜」と「出崎地区」を結ぶ、新たなルート運航を行います!
宮古市は、年間100万人以上の観光客が訪れる「観光のまち」です。代表的な景勝地として国指定名勝「浄土ヶ浜」があり、「さながら極楽浄土のごとし」と詠まれたほどの美しい景観が、多くの人々を惹きつけています。その「浄土ヶ浜」において、岩手県北自動車遊覧船事業部が、58年もの長きにわたり遊覧船を運航しておりましたが、東日本大震災による船の流失、現存船の老朽化などにより、令和3年1月11日をもって運航が終了されました。しかし、市民や観光関係者からの「浄土ヶ浜観光の象徴として、遊覧船は必要である」との再開を望む声を多数受け、このたび市が遊覧船を建造し、民間に運営を委託する形で、令和4年7月より運航を再開することを決定いたしました。市で建造する遊覧船は、これまで同様、多くの人に愛される遊覧船を目指し、多くの方々からのクラウドファンディングによる支援を得て、「みんなの遊覧船」として建造したいと考えております。このたびのクラウドファンディングにおきましては、遊覧船の建造費用の1割にあたる金額を目標額としており、全国の方々からの温かいご支援、ご協力を心よりお待ちしております。