- デッドストック革だからこそできる新しい革製品の楽しみ方をご提案。
- アソート福袋8点の中身は「毎日使えるもの」をテーマにこだわりました。
- 革の一大産地兵庫県たつの市からお届けします。
この革製品8点セットは、すべてデッドストック革を使用しています。デッドストック革とは、革製造メーカーが抱える販売できない在庫のことです。このデッドストック革は年々増え続け、高品質ながら世に出ることのない革がたくさん眠っています。そんなデッドストック革を救うプロジェクトです。
はじめまして。今回のプロジェクトを発案した、柴田愛子と申します。毎日、皮革業界で事務作業などをこなしている二児の母です。私はたつの市に住んで20年、皮革業界に携わって約10年、たくさんのタンナーと接してきました。(「皮」から「革」になる工程を鞣しといい、その鞣す工程を行なう革製造メーカーをタンナーと呼びます。)
その中でとても驚いたことは、どこのタンナーもたくさんのデッドストックを抱えているということです。タンナーにとってデッドストックは売ることもできず、廃棄することもできないものです。なぜデッドストックがこんなに増えてしまうのかというと、1つはメーカーや問屋から注文が入った際、革の色や厚み、柔らかさなど全てを調合し、一から製造します。その過程で、何度も色合わせされ、やっとオーダーメイドの革は出来上がります。作り直しを重ねた最初のサンプルは全て、デッドストックとなってしまいます。2つ目は、キズやシミ、シワなどが多い理由でメーカーや問屋から返品される革もデッドストックとなります。