はじめに
このプロジェクトは、広島市の開業医 宇土 博が、臨床経験に基づいて帯状疱疹後神経痛の症例紹介と治療実績などを解説した書籍を自費出版する資金を募るものです。この書籍を読めば、帯状疱疹後神経痛が治るというものではありません。
著者の紹介
著者 宇土 博 医師著者の宇土 博は、広島市で「友和クリニック」を開業する医師です。呉市の日新製鋼所で産業医を務める傍ら、40年に渡り、働く人の腰痛や頚肩腕障害など慢性の痛みを伴う職業病の専門医として予防と治療に携わってきました。予防には人間工学による働く環境の改善、治療には新しい鍼治療である新経絡治療を使ってきました。職業病の外来には、腰痛だけでなく職場で起こる頭痛や目の痛み、うつ病、脳卒中、パニック障害や不眠、脊柱管狭窄症など脳脊髄神経の痛みや病気を抱えた患者も多く受診します。新経絡治療は、このうちの脳脊髄神経の痛みや病気の治療にも大きな効果を示します。帯状疱疹後神経痛 は、胸や腹部、手足の末端の神経痛であるとともに脳脊髄神経に痛みが記憶される最も治療が難しい神経痛の1つです。そのため末端だけでなく脳脊髄神経の痛みにも効果を発揮する新経絡治療は、有効な治療法のひとつと考えています。