- ロマネ・コンティに限りなく近いワイン
- ブドウ栽培から醸造まで一貫して丁寧に手掛けることで、飲む人に与える感動とそのエレガンス
- 生産数に限りのある希少なワイン。贅沢な味わいを、特別な人と特別な日のお供に
「1本200万円するものもあるらしい…」
ロマネ・コンティと聞いて、その味わいが浮かぶよりも迫力のある価格が頭に浮かぶ人の方が多いのでは、ないだろうか。
今回は、そのロマネ・コンティに魅せられ、限りなく近い味を地球の裏側「オーストラリア・ヤラバレー」で醸す醸造家ダーミエン・アーチボルト氏の造るワインをご紹介したい。
「ロマネ・コンティ」とは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)社が単独所有するフランスのブルゴーニュ、コート=ドール県・ヴォーヌロマネ村にある、約1.8ヘクタールのグラン・クリュ(特級格付け)のピノ・ノワールのブドウ畑、または、その畑で生産するブドウから造ったブルゴーニュワインのことである。
素晴らしいワインであることは、世界中の人々が認めているけれど、その高価な価格から、なかなか人生で何度も飲めるワインではない。
▲偉大なるロマネコンティの畑にて
17歳の頃、オーストラリア・ヴィクトリア州・ヤラバレーの名門ワイナリー「ヤラ・イエリング」で、ブドウ収穫のアルバイトを始めたダーミエン・アーチボルト氏。このアルバイトでの経験が、彼をワイン醸造家の道へと導いてくれた。