- 肉匠・尾島秀樹が「本当に旨いハムを味わってもらいたい」と今回特別に作った1本です。
- 通常の商品に比べ、手間と時間がかかるため、販売しなかった幻の逸品です。
- 職人が自らの目で選び抜いたお肉を吟味、肉の旨さが 他と格段に違うこのハムを多くの人に広めたい。
あえてブランドにはこだわらず布巻きロースハムに最も適した素材を選んでいます。
ブランド豚だからといって必ずしも肉質が均等であるとは限りません。
布巻きロースハムに必要な肉質を職人が、丁寧に見極め、磨いていきます。
磨きとは、厳選したロース肉から余分な脂やスジなどを丁寧に削ぎ落とす熟練の作業過程です。
一つとして同じ物がない素材の肉から美味しさを求めて、見極め削いでゆくこの工程に肉匠の技が活かされます。
布巻きハム用に磨かれたロース肉の味付けのこだわりは岩塩と海水塩。
クローブ、ローリエ、シナモンなどの基本の香辛料に、さらに数種を秘伝の配合で
ブレンドし、こだわりの塩と混ぜオリジナルの調味液を作ります。
そこにじっくり漬け込むこと3週間以上。本場ドイツでも少なくなったこの丁寧な工程こそがハムの旨味と香りを左右する肉匠直伝の技術です。
3週間以上熟成されたロース肉はさらし木綿の布で巻かれます。
布に巻くことで余分な水分が抜け、一般的なロースハムとは全く違う口溶けや舌触りを持った“肉の旨みを強く感じる”ハムへと変化していきます。