◆ ご挨拶
「はじめまして。最果タヒです。15年ほど詩を書いています。」INSTAGRAM:@saihatetahiHP:http://tahi.jp/
◆ プロダクト制作にあたって
「夜、ギネスビールとともにある一冊を、というところから考え始めました。夜は静かに全てのものが動いていくところが好きです。」
「何も変わらない天井を見つめながら、その向こうで星や月がたしかに動いていることを想像するのが好きでした。生き物とは違う、たしかな時間の流れ。そういうものに触れられる本が、今回作れたらいいなと依頼をいただいたとき考えました。」
◆ 「月の詩」の誕生
「夜に、ビールと共にある一冊。考え始めてすぐ、自然と〈月〉のことを思い浮かべました。地球が月をひっぱるように、月も密かに地球をひっぱっていて、そのときの不思議な力とお酒に酔うときの感覚が近く思えたからかもしれません。」
◆ 「月の詩」の愉しみ方
「〈月〉は日によって形を変えます。詩ももしかしたら同じなのかもしれないです。読むタイミングによって、考えていたことによって、詩は違うものに見えてきます。」