はじめまして。上本部(かみもとぶ)ドジャースといいます。

沖縄のやんばる地域にある小さな町の、上本部小学校所属の少年野球チームです。がむしゃら野球を合言葉に、チーム結成から20年以上の歴史があり、これまでチームや個人の様々なドラマがありました。　そして、このコロナ禍の中、また新たなドラマが生まれようとしています。

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心苦しい思い

コロナ禍の中では、人が集まる事が難しく、子供たちに野球を続けさせる事すら不可能に感じる時期を過ごしながら、様々な大会が延期や中止となり、その度に子供たちのがっかりする顔を見るのがとても辛い日々でした。

　チーム練習のために集まる機会がどんどん減っていき、まともに練習ができない時期が続きました。　

コロナ禍でもできること・・・

そんな情勢にヤキモキする大人達をよそに、子供たちの個人練習が自然と増えていきました。　

空き地の片隅で、黙々とバットを振り、ひたすら壁当てをしている。