この度は、『われ眞珠湾上空にあり 電撃作戦11号』修復プロジェクトに興味を持っていただき、誠にありがとうございます。
私は、1958年8月設立の映画会社「国映株式会社」を営む、代表の矢元一臣と申します。
当社は銀座8丁目で日本初の貸し映画試写施設「TCC試写室」を運営しております。映画を愛する方々に支えられ、大和映画など社名を変えながらも先代から半世紀以上を同地で育み続けております。
今回のプロジェクトの目的は、失われたと思われていた古いフィルムを修復・復元し、より多くの皆様にご覧いただく機会を作ることとなります。フィルムが老朽化し修復できなくなってしまう状況を皆様の力をお借りしながら今回修復を行いたいと考えています。また、このフィルムは戦時の映像を今に遺す貴重な映像となっております。
修復の対象である『われ眞珠湾上空にあり電撃作戦11号』は、当社の前身会社の大和映画が、戦時中撮影のいくつもの記録映像を繋ぎ合わせて製作したドキュメンタリー記録映画となります。私の祖父である矢元照雄が製作いたしました。