2016年から私は現在の中国東北部に残存する戦前に建てられた建築物を約400ヶ所訪れ、写真に収めてきました。この地域はかつて「満洲国」と呼ばれその成立には日本が大きく関与していた場所です。残存する往時の建築物は歴史研究の上で貴重な資料となるため、写真集としてまとめ後世に伝えていきたいと考えています。
【皆様へのお知らせ 目標額を達成いたしました‼】
9月6日(火)、締め切りまで14日間を残して、目標額の200万円を達成することができました! さまざまな形でご協力、ご支援いただきました皆様には心より感謝いたします。本当にありがとうございました。さっそく本を出版してくださる集広舎の川端代表に連絡いたしました。これで正式に写真集の制作にゴーサインが出ることになりました。
川端さんと編集・制作についてお話しする過程で、まだクラウドファンディングの募集期間が14日間あるので、さらに支援が集まるかもしれないという話になりました。それならば目標額のネクストゴールを設定して、もしそれをクリアーできるようならば、そのぶんを写真集の造本・印刷のほうにさらにお金をかけて、長期間の保存がきくように上製本にしようということになりました。
もともとの予定では、並製本といいまして表紙に薄くて柔らかい紙を使用することにしていました。そのほうが印刷・制作費が安くなるからです。しかし目標金額をある程度越えることができれば、そのぶんを表紙に厚手の紙を使用して、さらに表紙カバーをかけることができるようになります。そうすることによって本が傷むことも少なくなり、長期間保管が効くようになります。