- ユニークなクリエイター麹谷宏が彫刻刀で土を削り造り上げた土鍋は、1点1点手作りで唯一無二
- 窯元は、有名レストランも使う土鍋の名窯、伊賀焼の長谷園
- 販売は今ある在庫のみ!食卓の彫刻・一生モノの炊飯土鍋を手に入れられるのは、Makuakeだけ。
ある日、グルメやワイン活動でも知られているデザイナー麹谷さんから相談を持ち掛けられた。
「伊賀の長谷園の工房で、お正月の休みに、突然の興にのって造ったごはんを炊く土鍋がたくさんそのまましまってあるのだけど・・・」
私たちは実物を見て驚いた。
「これが、土鍋?」「これでお米を炊くの?」と声が上がった。
茶器のような風格があったからだ。
まるで動き出しそうな印象さえ持った。
荒々しいフォルムの中に繊細な線がいくつも流れている。
「すぐに欲しい!」そこにいた数人がすぐに飛びついた。
麹谷宏は、昭和、平成の時代に活動したグラフィックデザイナー。
国際的にも活躍。青春の数年をパリで暮らし、ワインとグルメを知りマルチアートライフを楽しみ、生身のシャルル・ド-ゴール、マリア・カラス、ローラン・プティを間近かに見、68年の「パリ5月革命」を体験する。
1937年奈良県生まれ。大阪でデザインを学んで早川良雄、田中一光、両先生に師事。のち銀座松屋の宣伝部に入社。67年から72年まで、フランス、パリのデルピール・ステュディオに在籍。シトローエン、パリ国立銀行等のグラフィックデザインを担当。帰国後、「農協牛乳」のコンセプトデザイン、週刊朝日の表紙デザイン、劇団四季のポスターデザインなどに関わる。