近年地震、台風、豪雨、電力不足による停電などが頻発しています。
国土交通省によれば、首都直下地震で想定されるマグニチュード7程度の地震の30年以内の発生確率は、70%程度(2020年1月24日時点)と予測されており、南海トラフ地震については、マグニチュード8~9クラスの地震の30年以内の発生確率が70~80%(2020年1月24日時点)とされています。
2018年度自然災害被災者に聞いた、防災についてのアンケートでは、
被災前の防災グッズの備蓄について尋ねたところ、「用意していて、十分に役に立った」と回答した人はわずか9%に留まり、「用意していたが、不十分だった」「用意しないといけないと思っていたが用意していなかった」「用意していなかった」と回答した人は合わせて91%の人が防災グッズを用意していない、または用意していたが不十分だったと感じていることがわかりました。
災害時に必要な備えについて、発災後の3日間で「あってよかったもの」「なくて困ったもの」、災害を経験し「これは用意すべきと感じたもの」は何か尋ねたところ(複数回答可)、「モバイルバッテリー」84%、次いで「水」「電池」51%、「ランタン」47%、「保存食」44%という結果になりました。安否の確認、災害状況の確認だけでなく病院情報の収集や学校との連絡等のためにスマートフォンを使用していると考えられ、モバイルバッテリーはスマートフォンの使用頻度の高い子育て世帯に特にニーズが高いグッズと思われます。