みなさんは「職人」という仕事に、どんなイメージをお持ちでしょうか?
一般的に、「キツイ・汚い・危険」いわゆる3Kと呼ばれるイメージを抱かれる方が多い仕事だと言われています。
特に建築業界は、"3Kの代名詞"と言われ、激しい肉体労働、炎天下の中や高所での作業が多く、さらに現場仕事も多い為天気や季節の影響を受けやすく、確かに辛くてキツイ仕事だというイメージは拭えません。
そんなイメージの「職人」ですが、「もしもこの世の中からいなくなってしまったら...」そう考えたことはありますか?
人は遥か太古の昔から、様々なものをその手から生み出してきました。
食べるものを育み、身を纏うものを繕い、住まう場所を造って来た「職人」が、日々の時間を費やし、その身に技術と経験を積み重ね、次の世に伝え続け礎(イシズエ)を築いて来てくれたからこそ、今の私たちの豊かな生活があります。
もしも、この世の中から全ての「職人」がその姿を消してしまったら...この世界の命はきっと枯れ果ててゆく。