今回、私たちヘラルボニーとベアレンは、異彩のアートとこだわりのクラフトビールを地元・岩手から届けることで、「障害」のイメージを変容し、新たな文化を発信していきたいと思っています。
ビールは「人と人がつながり、楽しい時間や空間をつくりだすことができる飲み物」です。みんなで食卓を囲む場を障害のある作家のアートが彩ることで、作家や作り⼿の存在を感じてもらえる。贈る人から贈られる人を通じて、新たな繋がりの輪が広がり、やさしさが循環する。そんな、一杯のビールより、いっぱいの人に楽しんでもらえるビールにしたい。それをささやかなギフトに綴じ込めて、岩手という地から全国へ届けたい、という思いから私たちの挑戦がスタートしました。
写真左:株式会社ヘラルボニー 代表取締役副社長:松田文登 写真右:ベアレン醸造所 代表取締役:嶌田洋一
みなさん、はじめまして。 株式会社ヘラルボニーの代表を務める双子・松田崇弥と文登です。ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げる岩手発の福祉実験ユニットです。「障害=欠落」というイメージを「新たな価値や可能性」へと変えていくために、日本全国の主に知的障害のある作家や福祉施設と契約を結び、彼らが描くアート作品をさまざまなモノ・コト・バショに展開してきました。