- 数の概念が目と手と音で理解することができる教育玩具
- 子供と関わる教育現場の方、これから算数を学ぶ子供達とその親御さんに届けたい
- 伝統的工芸品にも指定されている兵庫県の播州算盤の木工技術を生かした商品開発
「=5」と「=10」は播州算盤工芸品協同組合 × 合同会社シーラカンス食堂 × 言語聴覚士の共同開発、デザインされた「数の概念」がわかる教育玩具です。
みなさまは言語聴覚士という職業はご存知でしょうか。
言語聴覚士は国家資格になり日本全国で2022年3月時点で約3万8千人になりますが子供の言語障害を担当する方は約4千人ほどといわれています。 言語聴覚士は病院などに配属され必要としている子供達に訓練をします。全国に4千人と聞くと一見多く感じるかもしれませんが、言語聴覚士を必要とする子供達が訓練を受けれるのは月1回、地域によると2ヶ月に1回などと子供達に十分な時間をとることができず訓練ができていないのが現状です。
共同開発した言語聴覚士のYさんは常日頃から言語障害を持った子供たちに適した教育道具がないこと、自宅学習で親御さんたちが教え方がわからないため苦労していることが大きな問題だと感じていました。また一人ひとり言語障害のレベルが違うために、その子にあった教育方法で教える必要もあるということにも悩んでいました。言語聴覚士のYさんは昔からの知り合いである合同会社シーラカンス食堂/MUJUNのデザイナーの小林新也氏にそういったことを相談したことがきっかけでこのプロジェクトが始まりました。