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日本酒をこよなく愛する方も、数あるお酒の中の1つとして日本酒を嗜む方も、一度はそう感じたことがあるのではないでしょうか。
世の中に日本酒を品評するコンテストは数多くありますが、エントリーするのに原材料や製法の制約はありません。そのため、日本酒の一つひとつで味わいが違うのははっきり分かっても、その違いがどこから来るのか、なかなか絞り切れないことでしょう。
かく言う私たち作り手も、その違いを明確に理解しているわけではありません。そこで立ち上げたのが、今回のプロジェクトです。
「哲学」ここでは杜氏や蔵人の酒造りに対する思いやりや技術を”哲学”と表現させて頂きます。
静岡県富士宮市宝町9-25 https://fuji-takasago.com/
江戸時代より継承され続ける独特の「山廃仕込み」にこだわる、富士高砂酒造。富士山の伏流水で仕込む山廃は、酸の効いた濃醇なイメージとは異なり風味は大人しく、優しい口当たりでほのかに感じる甘さが、日本酒ファンの方に愛されています。