はじめに
一棟の建物に、高校球児の寮と障がいをお持ちの方のためのグループホーム及び就労継続支援B型の施設を併設いたします。球児たちには、野球の練習活動をしながらグループホーム入居者のお世話をしてもらいます。そこでの勤務経験はサービス管理責任者という福祉資格の実務経験にカウントすることができ、彼らの人生設計の大きなアドバンテージとなります!!
解決したい社会課題
現在の高校野球界において、甲子園出場常連校は固定化の傾向にあります。そして、常連校には学生寮が存在し、在籍する球児は野球に専念できる環境にあります。このような現状を踏まえると、まだまだ発展途上の高校においても学生寮を備え、野球に専念できる環境を備えてあげることが、高校野球界を盛り上げることに繋がります。しかし、多くの高校は財政的に厳しく、そのような環境づくりができないのが現状です。
また、甲子園出場を目指すほど野球に打ち込む高校生の中には、プロ入りを視野に入れて奮闘している球児も多くいます。しかし、実際にプロ入りができる球児は氷山の一角であることが実状です。社会経験も浅いままセカンドキャリアを構築していくことは容易ではなく、培った努力や忍耐を活かすことができる環境づくりをする必要があります。