私たちは社会福祉法人きそがわ福祉会といいます。1979年より愛知県一宮市木曽川町、北方町を拠点に活動しておりますが、2020年7月に児童分野の事業所【児童発達支援センターまーぶるの森】を開設し、地域の福祉の向上を目指して取り組みを進めて参りました。
児童発達支援センターは療育活動を行うとともに、施設の有する専門性を活かし、 地域の障害児やその家族への相談、障害児を預かる家族への援助・助言を合わせて行う地域の中核的な療育支援施設とされ、第二期障害児福祉計画の基本指針においても、 ① 「障害の重度化・重複化や多様化に対応する専門的機能の強化」を図った上で、 ② 「地域における中核的な支援施設」として、一般の「事業所と密接な連携」を図るものとされています。また、障害の重度化や多様化に加え、要支援児童・要保護児童に該当する障害児や、不登校となった障害児など、様々な 課題を抱え支援を必要とする障害児がいます。児童発達支援センターが1箇所以上設置されている市町村は35%(令和元年年末時点)となっています。