私たち佐々木牧場は、福島市の佐原(さばら)地区で64年間、乳牛30頭余の酪農を営んでいます。敷地内の牛乳工場で低温殺菌牛乳を製造し、カフェでチーズ等の加工品と共に販売しています。酪農を取り巻く状況が厳しい今、私たちは地域の人や物と強くつながり、活かして、100年先も佐原にあり続ける牧場を目指します。
「土蔵から始める100年先へのプロジェクトへようこそ!」
◆福島市佐原の「ささき牧場カフェ」です
はじめまして!
福島県福島市の佐原(さばら)地区にある、ささき牧場カフェの代表・國府田(こうだ)純です。「佐々木牧場」を営む佐々木光洋の姉であり、佐々木家5人兄弟の長女で一番子です。
小学校の教職を早期退職し、今は実家の敷地内でカフェを営み、「ささき牛乳」の美味しさとこだわりをお客様にお伝えしています。近隣の方には牛乳の宅配もしているんですよ。
佐々木牧場は、福島市の西部・佐原(さばら)地区にあります。
西に磐梯朝日国立公園の吾妻連峰、東は12年連続で水質日本一に選ばれた荒川に挟まれた扇状地です。令和4年11月現在で、264世帯・650人が暮らす小さな田舎町です。
1960年代までは稲作と養蚕業が主な産業でしたが、養蚕の衰退と県営あづま総合運動公園の建設によって、佐原の様相は大きく変わりました。私が子ども時代を過ごした1970~80年代に、のどかな水田地帯のすぐ横に、2021年の東京オリンピックでも使われる程の大規模な運動公園がある、現在の佐原の風景になりました。