はじめに
皆さま、こんにちは。スマイルウォーキング倶楽部代表の髙木真理子です。
2014年に、東京で知的障害児(者)へのウォーキングレッスンを行う、スマイルウォーキング倶楽部を立ち上げました。その後、大阪、神戸、札幌へと広げ、現在各地で指導を行っています。
ウォーキングを通して「メンバーの一人ひとりが何ができるのか?」を探求し、障害があるから“できない”“させない”と決めてしまわず、彼らの可能性を信じ、そして夢を大きく持ち、未知なる可能性を広げるためのきっかけ作りをしたいと考えています。一人ひとりの“できる”を増やすきっかけを作ることで、社会に積極的に出ていく気持ちを育てています。
このプロジェクトで挑戦したいこと
日常の中で、知的障害者と健常者が、当たり前に接する機会がまだまだ足りていない日本の社会。知的障害者のことをよく知らないことで起こる「怖い」や「どう接していいのか分からない」というネガティブな概念を払拭したい! そのために、知的障害者と健常者が自然に関わる場をもっと増やそうと、昨年6月、初の試みとして東京(お台場)で、同年10月には札幌で「スマイルチャレンジウォーク」を開催しました。障害があってもなくても誰もが参加できるイベントとして、日本ウオーキング協会の協力も得ながら開催することができました。