近江牛・和牛専門「寛閑観(かんかんかん)」とは?
はじめまして。
今冬、「寛閑観」の屋号のもと、新たに会社を立ち上げました「株式会社 もりしま」代表の森嶋篤雄でございます。
琵琶湖の雄大な自然に囲まれた滋賀県は近江八幡市。西側を琵琶湖に接し、対岸の晴れ晴れとした比良山系の姿に目を洗われる、そんな場所の旧市街地にて「近江牛」をメインに扱う精肉店を開業いたしました。
いきなりになりますが、「近江牛」と聞かれて、まず、みなさまはどのようなイメージを抱かれるでしょうか?
・美味しいとは思うけれど高級品だからなあ?
・たくさんのほかの銘柄牛とどう違うのかしら?
・食べるきっかけなかったしな。
・そもそもそんなに美味しいの?
いちどお召し上がりいただければ、味がすべてを物語ってくれます。最終的にはそうなのですが、しかしこれではお答えになっておりませんね。
さて、自己紹介させていただきます。わたくし森嶋篤雄は、青雲の志をもって、江戸末期から明治初頭に食用としての「近江牛」の価値を生みだし、東京に牛肉卸小売業と牛鍋屋を兼ねた「米久」を開業した竹中久次と森嶋留蔵兄弟を先祖にもちます。そして、戦後首都圏を中心に「近江牛」ブランドの普及に尽力した四代目、森嶋正雄の子にあたります。