■はじめに・ご挨拶
このページをご覧頂き、誠にありがとうございます!中尾酒造の中尾 宏と申します。室町時代から400年以上続く大阪府茨木市の酒造りの伝統を「絶やしたらあかん!伝統を次世代に引き継いでいかなあかん!」という想いで茨木市や地元の方々の多大なサポートを得て、なんとか踏ん張り続けてきました。しかし先代までの負債に加え、3年続いたコロナの影響で酒米の購入すら悩む状況になり、茨木市400年の酒造りを守り続けるのがとても厳しい状況です。伝統ある茨木市の酒造り、そしてそれを次世代に引き継ぎたいという私の夢を実現するご支援を頂けませんでしょうか。ご支援を得て新酒を造り、販売することで、伝統を守り続ける足がかりにしたいと考えています!
■実はすごい!大阪府茨木市の酒造りの歴史
“酒どころ”と言えば、兵庫県の灘、京都の伏見などが有名ですが、実は大阪府の茨木市の酒造りは室町時代から400年以上の歴史があることをご存知でしょうか。江戸時代には富田・池田・伊丹と並び摂津郷と称され、全国的にも酒の名産地として知られていました。その昔には朝廷の酒を造っていたことから、町も栄えていたといいます。残念ながら今それを知る人はほとんどいませんけど。しかし全盛期に数十軒を数えた茨木市の酒蔵は、設備の近代化の波にのまれ衰退していってしまいました。