はじめに・ご挨拶
はじめまして。ユノと申します。親の仕事柄、い草にかかわることがおおくなりました。熊本県八代市出身で、八代市はい草の出荷率は日本一です。また、岡山や福岡もい草の産地で有名です。
このプロジェクトで実現したいこと
今回皆様に先ず知っていただきたいことは、現在い草の使用率の7割が海外産ということです。日本の文化である畳も、海外産のい草を多く使用しています。段々と日本の文化の元となるい草が海外産に埋もれてしまっていて、い草農家さんは令和5年現在296戸。平成元年が5460戸ですので、かなり激減してしまいました。
私がこのプロジェクトで実現したいことは、「い草の多様化で国産い草を広めていく」ことです。また、い草はもともと薬草であるため薬品にも使用できます。 「食べるい草」「家具」「インテリア」など、畳以外にも用途はさまざまです。他にも最近では、い草と色をつけた和紙と組み合わせることができるので、オシャレな「い草のおぼん」など映えを意識した商品も作ろうと検討しております。