はじめに・ご挨拶
三和書籍では、『激動の時代に信念を貫いた 海軍兵学校長の言葉』を出版します。本書は、海上自衛隊幹部候補生学校(江田島)と、海上自衛隊幹部学校(目黒)の両方の学校長を務めた、真殿知彦が執筆したものです。
著者からご挨拶いたします。
著者略歴
1966年千葉県松戸市生まれ。1985年に筑波大学附属高校を卒業。1989年に防衛大学校を卒業後、海上自衛官に任官。2001年に筑波大学大学院地域研究研究科修士課程を修了。その後、アジア太平洋安全保障研究センター(ハワイ)、NATO国防大学(ローマ)の課程修了。
海幕防衛課長、第二航空群司令、海上自衛隊幹部候補生学校長、統幕防衛計画部副部長、横須賀地方総監部幕僚長、海上自衛隊幹部学校長などを経て、現在海上幕僚副長。
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海軍兵学校は、明治二年九月に築地にできた海軍操練所を起源として、昭和二十年十月二十日の閉校までの七十六年間に、二万五千人を超える海軍士官を送り出しました。