WSR(ワールドソーラーカーラリー)写真集出版委員会の山本久博です。WGC組織委員会副会長も務めています。秋田県大潟村で30年前、環境とエネルギー問題を提起し、若手エンジニアの育成を呼びかけた大会「ワールドソーラーカーラリー 」が始まりました。ハイブリッドカーやEV、更には燃料電池車両(FCV)の開発にこのWSRが果たした役割は小さくないと自負しています。大潟村に誕生したソーラースポーツラインは世界でも類を見ないソーラーカーレース専用のロングコースです。歴史のあるソーラーカーレースが、参加チームのボランティアが中心となって、これまで継続できた事は、大会に関わった多くの方達や参加チームの熱い思いがあったからです。
朝陽が昇ると貴重な充電タイムに
そんな歴史ある大会の30年分の感謝を写真集として残したい、そしてそれを応援してくれた子ども達が学ぶ、県内の中学校の図書館に寄贈して未来の天才エンジニアを発掘したい…そんな願いを込めて、プロジェクトをスタートします。再生可能エネルギーや環境問題、更には未来の車両作りに関心のある世界中の方達にWSR(現WGC)の感動的なシーンをお届けします。当委員会メンバーは谷惇(大潟村元助役・NPO法人クリーンエナジーアライアンス初代代表)、土井博文(NPO法人クリーンエナジーアライアンス代表)です。どうぞ、よろしくお願いします。