- 那智原始林(天然記念物)を源流とする「那智の滝」からの用水路で育まれた、熊野古道近くの放置梅林
- 元々は代々続く梅農家。美味しい梅の実が朽ちるのはもったいない! 再生プロジェクトを発足
- 自然が生み出す南高梅の美味しさが生きる【まろやか熟成梅干し】が完成。和洋中いろいろなメニューに
山、森、滝…。自然がそのままの形で守られている、世界文化遺産の熊野古道。平成の名水百選にも選ばれた「那智の滝」の水が、緑豊かな土地を潤しています。古道の入口にある大門坂近くに、南高梅の放置梅林があります。放置されたままの元梅農家の梅林。10年以上、人工的に介在して育てた梅ではなく、紀州の温暖な気候と「那智の滝」の豊富な水で、のびのびと自由に育った南高梅。誰にも収穫されずにほったらかしだった南高梅は、一口かむと口の中に広がるフルーツのような甘酸っぱさと、熟成ならではのとろけるような果肉のまろやかな口当たり。そのほったらかし南高梅を格別の【まろやか熟成梅干し】に仕上げました。のびのびと自由に育ったかわいい梅の実を、見栄えが悪いからと選別したくはありません。大きさは大小さまざま。ソバカスがあったり、シワが寄ったり。訳アリと呼ばれる姿形をしていますが、まろやかでとっても美味しい梅干しになりました。