- 能登半島地震により富山県射水市の陸上養殖施設が半壊。建屋や設備に大きな被害がありました。
- 大きな地震でしたが魚の海洋流出はなし。しかし、継続飼育は困難なため水揚げ、加工して提供します。
- 震災被害からの再起に向け、応援をいただけますと幸いです。
※本プロジェクトは災害復興支援を目的としたプロジェクトのため、応援クーポンの利用はお控えください。※陸上養殖施設が被災した関係で、アタラシイ商品・サービスを提供することが難しく、既存の商品・サービスにてリターンを設定しています。また、応援購入金額を復興に活用させていただくため、一般販売価格より高い金額を設定している場合があります。プロジェクト概要プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。リージョナルフィッシュはゲノム編集技術などを活用した水産物の品種改良を手掛けるスタートアップ企業です。令和6年1月1日に発生した能登半島地震により、富山県射水市で運営していた陸上養殖施設が被災しました。大きな被害を受けましたが危機をバネにここから再起し、今後も前に進み続けるために、プロジェクトを立ち上げました。ご覧いただけますと幸いです。水産物の研究施設であった富山県射水市の陸上養殖施設リージョナルフィッシュは日本の水産業再興や世界の食料危機の解決に向け、水産物の品種改良に取り組んでいます。富山県射水市の陸上養殖施設では品種改良したマダイ「22世紀鯛」などの研究を行っていました。「22世紀鯛」は通常のマダイに比べて肉付きがよくなったマダイです。能登半島地震により陸上養殖施設が半壊・・・。研究を進めていた矢先、最大深度７を記録した能登半島地震が発生。震源から少し距離のある富山県射水市でも大きな影響がありました。幸いにも人的被害はありませんでしたが、陸上養殖施設の生命線である取水管4本のうち3本が破裂・・・。十分な給水量がとれなくなってしまったうえに、敷地のコンクリートは沈降・隆起し、建屋も崩れかけている箇所があるなど、人が働く場所としても危険な状態になってしまいました。逃亡防止措置は地震でも機能。しかし魚の継続飼育は困難に・・・。施設は大きなダメージを受けましたが、魚の逃亡防止措置はしっかり機能していたため、養殖魚の海洋流出はありませんでした。しかし、上記のように施設の建屋や設備は満足な状況とは言えず、余震などの影響で設備が壊れたり、取水が行えなくなったりしてしまう前に、魚は水揚げ、加工して提供することとしました。震災被害を免れた「22世紀鯛」をどうせならおいしく食べてほしい！富山県射水市の陸上養殖施設は研究拠点であり、量産拠点ではないため、数は多くないのですが、水揚げにあたり「どうせならおいしく食べていただきたい」と考え、「22世紀鯛」を加工した商品を本プロジェクトのリターン品の一つとして提供させていただこうと思います。※「22世紀鯛」は厚生労働省へ食品としての届出、農林水産省へ生物多様性影響は想定されないとの確認を経て2021年より一般販売を開始しています。皆さんの応援を、水槽や施設の再建に充てさせていただき、この危機を乗り越えていきたいです。ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします。【応援購入金額の使い道について】7月31日までに、応援購入金額の用途について、詳細を活動レポートにて報告いたします。リージョナルフィッシュの取り組み日本の水産業復興や世界の食料危機解決を目指して世界の水産生産量は大きく伸びていますが、乱獲・気候変動といった要因によって水産資源の保全が重要となっており、この30年間、日本の生産量はほとんど増えていません。さらに、水産業従事者は３分の１にまで減少し、かつて世界1位を誇っていた生産量は8位（最新データでは11位）にまで落ち込んでいます。私たちは、水産物の品種改良技術や養殖技術を開発・普及していくことによって、日本の水産業をもう一度盛り上げ、世界で戦える成長産業へと発展させていきたいと考えています。新しい品種改良技術「ゲノム編集技術」により生まれた「22世紀鯛」「22世紀鯛」は、ゲノム編集技術を活用した品種改良により一般的な品種よりも肉付きがよくなったマダイです。加えて、飼料効率が高く少ない餌でも育つため、環境にやさしい品種となっています。筋肉量が増えたため柔らかな食感で、よりおいしくいただくことができます。22世紀にはあたりまえに食卓に並んでいたかもしれない鯛。これを先取りするという意味を込めて「22世紀鯛」と名付けました。「ゲノム編集技術」とはゲノム編集技術は、新しい品種改良技術です。技術の詳細については、農林水産省のYouTubeチャンネル（以下）や農林水産技術会議のWEBページにわかりやすい情報が掲載されていますのでご覧ください。参照：農林水産省Youtubeチャンネルリターン品リターン品①:「22世紀鯛」の鯛めしキット震災被害を免れた「22世紀鯛」を加工し、ご自宅でおいしい鯛めしが楽しめる”鯛めしキット”としてお送りします。キットには「22世紀鯛」の肉厚な身と出汁パックが含まれます。「22世紀鯛」の身は熱を通すとふっくらふわふわ、やわらかい食感になります。また、出汁は頭や骨から丁寧にとりました。「22世紀鯛」を余すことなくお楽しみいただける逸品です。食べ応えのある「22世紀鯛」の鯛めしをご賞味ください。【内容】・22世紀鯛 冷凍フィレ 300ｇｘ１点・出汁パックｘ１点※冷凍フィレは大きさにより2～3切れです。※お米を2合ご用意いただき、ご自宅で鯛めしをお楽しみいただけます。※商品は冷凍便で届きます。解凍後は同日中に調理しお召し上がりください。※賞味期限は冷凍で2か月です。※解凍方法や鯛めしの調理方法は以下を参照ください。【解凍方法】・冷凍フィレ 冷蔵庫解凍（おすすめ）：パックのまま冷蔵庫に入れて18～24時間解凍します。 流水解凍：たっぷりと水を張ったボウルにパックのまま20～30分ほど浸けます。 ※解凍後は冷蔵庫に入れ、お早めに調理してお召し上がりください。・出汁パック 常温、または流水で解凍します。【調理方法】●ご用意いただくもの・米 2合（300ｇ）・醤油 小さじ5●調理手順１．鯛出汁1パックをボウルなどにあけ、醤油小さじ5を入れてかき混ぜてください。２．炊飯釜に米と出汁を入れ、鯛の身が重ならないように米の上に並べてください。３．炊きあがったら、鯛とごはんを一緒にほぐして合わせ10分ほど蒸らし、なじませます。【成分表示】原材料名：マダイ冷凍フィレ（国産）、鯛出汁（マダイ（国産）、食塩）保存方法：要冷凍（-18℃以下）栄養成分表示（1セットあたり)熱量216kcal、蛋白質62.7ｇ、脂質6.3g、炭水化物1.4g、食塩相当量0.8g（推定値）【食品としての安全性について】厚生労働省の届出に基づき、遺伝子組換えに該当しないこと、また従来の食品とリスクが同程度であることを確認していただきました。農林水産省からは生物多様性影響が想定されないことを確認していただき、同様の届出を行っています。リターン品②:リージョナルフィッシュロゴ入りTシャツ応援いただいたお礼の品として「リージョナルフィッシュロゴ入りTシャツ」をお送りします。・男女兼用ドロップショルダーでワイドフィットの5分袖Tシャツです。・女性はワンサイズ小さいサイズを目安にしてください。・カラーは白のみです。・サイズは、S / M / Lよりお選びいただけます。・各サイズの在庫に限りがございますのでご了承ください。・コットンの見た目でサラリと快適な素材を使用しています。【取り扱い】洗濯機可、ドライクリーニング可、乾燥機不可会社概要リージョナルフィッシュ株式会社は、京都大学×近畿大学の研究成果を基に、2019年4月に設立されたスタートアップ企業です。ゲノム編集技術をはじめとした新しい品種改良技術を用いて水産物の品種改良を手掛けています。最先端の品種改良技術とスマート養殖を組み合わせた次世代水産養殖システムを作り「世界のタンパク質不足の解消（SDGs 2番：飢餓をゼロに）」や「日本の水産業再興および地域の産業創出（SDGs 8番：働きがいも経済成長も）」、「海洋汚染の防止（SDGs 14番：海の豊かさを守ろう）」を目指しています。スケジュールプロジェクト終了後、準備が整い次第順次発送させていただきます。
